ショッピングモールや大型店の駐車場での交通事故が頻繁に起きています。

11月22日の金曜日、ピットメドウにあるショッピングモールの駐車場で幼児が車に轢かれて死亡、一緒に手をつないでいた母親も大怪我をしました。

クリスマスシーズンの忙しい時期に限らず、ショッピングモールの駐車場では交通規則がはっきりしないことが、車のドライバーと歩行者との間での交通事故の大きな原因にもなっています。また駐車場ではバックする車が多く、その死角にいる歩行者が轢かれるケースが多発しています。
BC州政府の自動車保険公社(ICBC)によると2008年から2012年までの5年間に駐車場での交通事故死は15件発生しました。ピットメドウのメドウタウン・ショッピングモールの駐車場では同時期に156件の交通事故が発生、40人が怪我をしました。
BC州では2008年から2012年までの5年間の平均で年59人の歩行者が亡くなっており、年400人の歩行者が怪我をしました。
アメリカのNational Traffic Safety Administration によると交通事故で亡くなった5歳から9歳の子供の22%は歩行者とのことです。車のドライバーがバックするときにこの子供が死角に入り見えなかったというのが大きな理由です。
ショッピングモールの駐車場での運転にくれぐれも注意してください。特にバックするときは体の小さい子供を見失うことがあります。またお子様をお連れの方、バックしてくる車には十分注意してください。