オンタリオ州における商業物件保険について

オンタリオ州における商業物件保険(Commercial Property Insurance)は、事業を営む上で所有または利用する建物やその内部の動産(什器備品、在庫など)を、様々なリスクから守るための重要な保険です。火災、落雷、爆風、煙、雹、風雨などの自然災害に加え、漏水、盗難、破壊行為など、事業活動を取り巻く多様なリスクに対応します。 この保険の主な対象となるのは、以下のようなものです。  商業物件保険では、これらの対象物が偶然かつ突発的な事故によって損害を受けた場合に、その損害額が保険金として支払われます。保険契約の内容によって、損害の修復費用、再調達費用、または実際の現金価額(減価償却を考慮した額)に基づいて保険金が支払われる場合があります。 また、多くの商業物件保険には、**事業中断保険(Business Interruption Insurance)**が付帯または追加で加入できる場合があります。これは、保険の対象となる損害が発生し、事業活動が一時的に中断された場合に、その間の逸失利益や継続して発生する費用(従業員の給与など)を補償するものです。事業の早期再開を支援する上で非常に重要な保障となります。 さらに、**賠償責任保険(Commercial General Liability Insurance)**と組み合わせて加入することが一般的です。賠償責任保険は、事業活動中に第三者に身体的な損害を与えたり、財物を損壊させたりした場合に、事業者が負う可能性のある法的責任をカバーします。商業物件内で顧客が転倒して怪我をした場合や、従業員の過失によって他社の財産を破損させてしまった場合などに役立ちます。 オンタリオ州で商業物件保険に加入する際には、以下の点を考慮することが重要です。 保険料は、物件の所在地、建物の構造、事業の種類、保険金額、免責金額など、様々な要因によって異なります。複数の保険会社から見積もりを取り、保障内容と保険料を比較検討することをお勧めします。 オンタリオ州で事業を運営する上で、商業物件保険は予期せぬ損害から大切な資産と事業を守るための不可欠な備えと言えるでしょう。保険契約を結ぶ際には、保険会社や保険ブローカーに相談し、自身のビジネスに最適な保険プランを選ぶことが大切です。何か他に知りたいことがあれば、お気軽にご質問ください。 ここに掲載されている内容はあくまでも概略参考資料であり、正確性を保証するものではありません。すべての補償内容の詳細は、個々の保険約款に基づきます。 ブリッジス・インターナショナル保険サービス

カナダ・オンタリオ州の商業賠償責任保険について

カナダのオンタリオ州におけるCommercial General Liability Insurance (CGL)、日本語で「商業総合賠償責任保険」は、事業活動を行う上で発生する可能性のある、第三者への身体障害、物的損害、および人身傷害(名誉毀損、中傷など)に対する賠償責任を包括的に補償する保険です。オンタリオ州で事業を営む上で、予期せぬ事故や訴訟から事業を守るための非常に重要な保険となります。 CGLの主な補償範囲は以下の通りです。 1. 身体障害(Bodily Injury): 事業活動、事業所の所有・管理・運営、または事業者の従業員の行為によって第三者が負傷した場合の賠償責任を補償します。これには、治療費、逸失利益、精神的苦痛などが含まれます。例えば、顧客が店舗内で転倒して怪我をした場合や、従業員が顧客の自宅で作業中に誤って怪我をさせてしまった場合などが該当します。 2. 物的損害(Property Damage): 事業活動、事業所の所有・管理・運営、または事業者の従業員の行為によって第三者の所有物に損害を与えてしまった場合の賠償責任を補償します。これには、修理費用や交換費用などが含まれます。例えば、従業員が配達中に誤って他人の車に衝突してしまった場合や、事業所の火災が延焼して隣の建物に損害を与えてしまった場合などが該当します。 3. 人身傷害および広告傷害(Personal and Advertising Injury): 事業者の広告活動や広報活動、または従業員の行為によって第三者の評判や権利を侵害した場合の賠償責任を補償します。これには、名誉毀損、中傷、著作権侵害、プライバシー侵害などが含まれます。例えば、競合他社を中傷する広告を掲載して訴えられた場合などが該当します。 CGLの重要な特徴: CGL加入の重要性: オンタリオ州で事業を行う上で、CGLへの加入は非常に重要です。なぜなら、予期せぬ事故や訴訟はいつ発生するかわからず、その損害賠償額は時に事業の存続を脅かすほど高額になる可能性があるからです。CGLに加入していれば、万が一の事態が発生した場合でも、保険金によって経済的な負担を軽減し、事業の継続を守ることができます。 また、多くの契約や取引において、CGLへの加入が義務付けられている場合があります。顧客や取引先から保険加入証明書の提出を求められることも少なくありません。 注意点: CGLは広範なリスクをカバーする保険ですが、すべての損害を補償するわけではありません。例えば、故意による損害、従業員の労働災害、専門職賠償責任などは、一般的にCGLの補償対象外となります。そのため、事業の内容に応じて、別途適切な保険(労災保険、専門職賠償責任保険など)に加入する必要があります。 オンタリオ州で事業を成功させるためには、CGLをはじめとする適切な保険への加入を検討し、万が一のリスクに備えることが不可欠と言えるでしょう。保険会社や保険ブローカーと相談し、自社の事業に最適な保険プランを選択することが重要です。 ここに掲載されている内容はあくまでも概略参考資料であり、正確性を保証するものではありません。すべての補償内容の詳細は、個々の保険約款に基づきます。 ブリッジス・インターナショナル保険サービス

カナダの祝日と電話の際の時差

バンクーバー(カナダ太平洋時間)と日本の時差は夏時間中は16時間遅れ、冬時間中は17時間遅れになります。バンクーバー事務所:電話1ー604ー408ー8695 トロント(カナダ東部時間)と日本の時差は夏時間中は13時間遅れ、冬時間中は14時間遅れになります。トロント事務所:電話1−647ー349−7101 弊社ではGoogle Meet でお問い合わせを受け付けることも可能です。弊社営業時間内でご希望の時刻をお知らせいただくか、インスタント・ミーティングとしてinfo@biis.ca までご連絡ください。弊社営業時間内であっても直ぐに対応出来ないことがありますのでご了承ください。 時差の早見表はWorldtimebuddy が便利: Home Location をTokyoにし、Toronto やVancouver を入れる。必要のない都市は削除。保存するにはサインインが必要。 弊社営業時間 夏時間:2025年3月9日ー11月2日 バンクーバー:日本時間 火曜日-土曜日:午前1時(夜中)ー午前9時 トロント:日本時間 月曜日-土曜日:午後10時ー午前6時 弊社営業時間 冬時間:2025年11月2日ー2026年3月8日 バンクーバー:日本時間 火曜日-土曜日:午前2時(夜中)ー午前10時 トロント:日本時間 月曜日-土曜日:午後11時ー午前7時 2025年カナダ祝祭日 (弊社休業日) 1月1日(水) 元旦・ニューイヤーズ・ディ 2月17日(月) ファミリー・ディ 4月18日(金) グッド・フライディ 5月19日(月) ビクトリア・ディ 7月1日(火) カナダ・ディ 8月4日(月) シビック・ホリディ 9月1日(月) レイバー・ディ 9月30日(火) 真実と和解の日 10月13日(月) サンクス・ギビング・ディ 11月11日(火) リメンバランス・ディ (トロント・オフィスは営業) 12月24日(水) 午後2時にて営業終了:クリスマスイブ 12月25日(木) クリスマス・ディ 12月26日(金) ボクシング・ディ 12月31日(水) 午後2時にて営業終了:大晦日 1月1日(木)元旦・ニューイヤーズ・ディ ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。 ブリッジス・インターナショナル保険サービス

カナダのワーキングホリデー最長2年まで

【お知らせ】カナダのワーキングホリデー、日本国籍者は最長2年間・2回まで利用可能に! これまで噂されていたカナダのワーキングホリデー(ワーホリ)期間延長について、2025年5月に正式に発表されました。これにより、日本国籍の方は、2025年4月1日以降、ワーホリ制度を生涯に2回、合計最長2年間まで利用できるようになります。 さらに、カナダ政府公認の「認定団体(RO:Recognized Organization)」を通して申請すれば、IECビザ(ワーホリビザを含む就労・就学ビザ)で合計最大4年間カナダに滞在することも可能です。 重要な変更点まとめ 2回目のワーホリ申請の条件 カナダ移民局(IRCC)によると、2回目のワーホリ申請には以下の条件が求められます。 2回目のワーホリにかかる費用の目安 年間定員と競争率 日本国籍者向けのワーホリ枠は、1回目と2回目を合わせて年間6,500名(2025年5月現在)です。カナダのワーホリは非常に人気が高く、例年夏から秋にかけて定員に達することが多いため、早めに準備を進めることをおすすめします。 他国のワーホリ事情との比較 カナダと韓国の間では、2023年にユース・モビリティ協定が締結され、韓国籍の方は最大2回、各回最長24ヶ月(合計4年間)のワーホリが可能です。一方、日本国籍のワーホリは今回「12ヶ月×2回」に変更されました。延長手続きが必要なことや、一度カナダ国外に出る必要がある場合もあるため、他国のように初回から2年間のビザが取得できる制度と比べると、やや制約があります。 各国籍のカナダワーホリ期間(2025年5月現在) 申請者の国籍 カナダ国内ワーホリ期間 日本 1年間×2回 (延長手続きが必要) 韓国 2年間×2回 (延長) イギリス 2年間+1年間 (延長) ニュージーランド 23か月間 フランス 2年間 オーストラリア 2年間 ※日本以外の多くの国では、初回から2年間の就労ビザ取得が可能です。 もし一度に2年間ビザが取得できるようになれば… 将来的には、日本国籍者も一度に2年間ビザが取得できるようになる可能性も指摘されています。もしそうなれば、以下のようなメリットが期待できます。 過去には、IRCCのシステム上の手違いで日本国籍者に2年間のワーホリビザが発給されたケースも報告されており、今後の協定見直しに期待が集まります。 ROワーホリで最大4年の滞在も可能 「認定団体(RO:Recognized Organization)」を通して申請するROワーホリは、IECビザの申請や滞在をサポートしてくれる政府公認のプログラムです。日本国籍の方は35歳まで利用可能で、ROワーホリを組み合わせることで、**ワーホリを含めて最大4年間までカナダに滞在できる可能性があります。**ただし、ROワーホリも定員が限られており、競争率が高い傾向にあります。 ビザ申請方法の変更:フラッグポール制度の廃止 2024年12月23日をもって、カナダ政府は「フラッグポール制度」(カナダ国内に滞在する外国人が就労・就学許可証を申請するために一度カナダ国外に出国し、国境で申請する方法)を廃止しました。今後、**すべての許可証申請はIRCCのオンラインシステムを通じて行う必要があります。**例外を除き、国境での申請は認められません。 ビザ切り替え時の国外渡航について ビザの種類によって、申請方法が異なります。 カナダ滞在中に国外旅行を検討される際は、現地の旅行会社と直接やりとりしながら、自分だけの旅行プランを作成できる「Oooh(ウー)」のようなサービスも活用できます。 ワーホリを最大限に活用しよう! ワーホリ期間中は、語学学校への通学、現地での就労、ボランティア活動など、様々な経験を積む絶好の機会です。これらの活動は、語学力向上や国際的な人脈構築に繋がり、ワーホリを有効活用できます。 また、カナダでの職歴は永住権(PR)取得に繋がる可能性があるため、ワーホリを利用するタイミングを戦略的に考えることも重要です。 ワーホリ中の緊急医療保険ならBIIS カナダ移民局の条件に適合したワーホリ・ROワーホリ用の緊急医療保険をお探しなら、BIISにご相談ください。ビザ発行時のトラブルを防ぐためにも、余裕をもって保険に加入しておくことをおすすめします。ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。 【ご注意ください】 本文書は情報提供のみを目的としており、ビザに関する具体的なサービスや個別のお問い合わせ対応は行っておりません。最新かつ正確な情報については、必ずカナダ移民局(IRCC)の公式ウェブサイトをご確認ください。制度内容は今後も更新される可能性があります。 ブリッジス・インターナショナル保険サービス

カナダ・オンタリオ州の商用自動車保険について

カナダのオンタリオ州におけるIndividually Rated Commercial Auto (IRCA)、日本語で「個別料率型商用自動車保険」は、商用自動車保険の保険料を、画一的な基準ではなく、個々の契約者のリスク特性を詳細に評価して決定する仕組みです。従来の商用自動車保険が、業種、車両の種類、使用目的といった比較的粗い分類に基づいて保険料を算出していたのに対し、IRCAはよりきめ細やかな要素を考慮することで、各事業者の実態に即した、より公平な保険料設定を目指しています。 IRCAで保険料を決定する際に考慮される主な要素は多岐にわたります。まず、運転者の質が重要視されます。過去の交通事故歴や交通違反歴はもちろんのこと、運転者の経験年数、安全運転に関するトレーニングの受講状況なども評価の対象となります。熟練した安全運転を心がける運転者が多いほど、事故のリスクが低いと判断され、保険料が優遇される可能性があります。 次に、車両の管理状況も重要な要素です。定期的なメンテナンスの実施状況、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)やエアバッグなどの安全装備の搭載状況、盗難防止装置の有無などが評価されます。適切に管理され、安全装備が充実した車両を使用している事業者は、事故や盗難のリスクが低いとみなされます。 さらに、事業の運営状況も保険料に影響を与えます。運送する貨物の種類(危険物か否かなど)、年間走行距離、主な走行エリア(都市部か地方かなど)、運行スケジュール、そして安全管理体制の構築状況などが評価されます。安全運行に関する明確な方針を持ち、従業員への安全教育を徹底している事業者は、リスクが低いと判断される傾向にあります。 過去の保険金請求履歴も重要な判断材料となります。過去数年間の事故発生状況や保険金の請求頻度、請求金額などが分析され、将来的な保険金支払いの可能性が高いと判断された場合は、保険料が高くなることがあります。 加えて、近年ではリスク管理への取り組みも評価の対象となる傾向があります。ドライブレコーダーの導入、安全運転に関する定期的な研修の実施、事故防止のための具体的な対策などが考慮され、積極的にリスク軽減に取り組む事業者は、保険料の優遇措置を受ける可能性があります。 IRCAの導入により、リスクの高い事業者はより高い保険料を負担し、リスクの低い事業者はより低い保険料で保険に加入できるという、より公平な保険料体系が実現します。また、保険料が個々のリスクと直接結びつくため、各事業者は安全運転の徹底や車両管理の向上、リスク管理体制の強化といったリスク軽減努力を行うインセンティブが生まれます。これは、個々の事業者のコスト削減につながるだけでなく、社会全体の交通事故の減少にも貢献する可能性があります。 ただし、IRCAにおいては、保険会社がより詳細な情報を収集・分析する必要があるため、契約者側もより多くの情報提供を求められる場合があります。また、詳細なリスク評価の結果、これまでよりも高い保険料が提示される可能性もある点は理解しておく必要があります。 オンタリオ州の個別料率型商用自動車保険(IRCA)は、より精緻なリスク評価に基づいた、公平で安全運転を促進する商用自動車保険のあり方を示すものと言えるでしょう。 ここに掲載されている内容はあくまでも概略参考資料であり、正確性を保証するものではありません。すべての補償内容の詳細は、個々の保険約款に基づきます。 ブリッジス・インターナショナル保険サービス

カナダの留学生保険

カナダの留学生保険についてにご案内します。 カナダの留学生保険はカナダに滞在する外国人留学生のための医療保険です。ワーキングホリデーの方でも学校に通っている間はこの保険に加入できます。補償額は$2,000,000(日本円で約2億円)という安心補償です。保険料もとても良心的で一ヶ月$62(日本円で約6,700円)程度。留学保険業界のベスト価格です。オンライン診察ができますので、具合の悪い時は自宅で診察を受けることも可能です。 主な補償内容は次の通りになっています。 急性で突然発生した不測の緊急治療に対して、 保険料の計算は一日単位なので無駄がありません。また州の保険、BC州のMSP, アルバータ州のAlberta Health 加入後も補償は有効です。州の保険では補償されない緊急治療費、例えば救急車費用、処方箋薬、緊急歯科の痛み止めなどが補償されます。 特約補償(オプション)飛行機あるいは公共運送業者の事故による事故傷害死亡・肢体喪失・失明の補償額は、最高$100,000。その他の事故傷害死亡補償額は、最高$25,000。 カナダに留学する方にとってお勧めの医療保険です。賠償責任、携行品の補償は含まれていません。日本出発2週間前ぐらいであれば上乗せ損害保険、あるいはハイブリット保険に加入することができます。あるいはカナダ現地で別途学生テナント保険に加入することも可能です。 【注意事項】上記説明は概略参考資料です。すべての補償内容の詳細は、英文保険約款に基づきます。また補償内容、詳細内容に関して予告なく変更されることがありますのでご了承ください。 ブリッジス・インターナショナル保険サービス

シグナ・Cigna|保険会社

シグナ・Cigna 企業について 医療分野で230年にも及ぶ歴史を持つCignaグループは、世界的に認知され信頼されている医療サービス企業です。 Cignaグループは30以上の国と地域で、1億8,900万人以上の顧客および患者との関係を築いています。70,000人を超える国際的な従業員、そして300,000件以上のメンタルおよび行動医療プロバイダー、67,000以上の契約薬局、さらに150人以上の社内医師および看護師*を含む、220万以上の医療ネットワークパートナーシップを通じてこれを実現しています。 その規模を活かし、お客様に選択肢、お手頃な価格、そして質の高い医療を提供しています。 Cignaグループでは、国際的な移動が多い個人向けの国際医療保険を専門としています。 アメリカ、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン、チリ、ペルー、コロンビア、コスタリカなど中南米諸国、中近東、アフリカ諸国に長期滞在(1〜2年以上)する方などに適しています。 お客様が健康とウェルビーイングをよりよく管理し、必要な時に質の高いケアを利用できるよう支援することに専念しています。 これによりお客様は、最も重要なこと、すなわち怪我や病気などの回復に集中することができるのです。 シグナ・Cignaが提供する保険について インターナショナル医療保険 シグナ・Cignaのインターナショナル医療保険は、海外駐在者や行き先の国が定まっていないノマドワーカーなど、海外に長期滞在する日本人に向けた保険です。 アメリカ・中南米・アフリカ・東南アジア・ヨーロッパなど、様々な国に対応しております。 インターナショナル医療保険の補償内容詳細はこちら お問い合わせはこちら ご興味のある方は一度お問い合わせを。 ブリッジス・インターナショナル保険サービス

フラッグポールの廃止とカナダ国内ビザの切り替え

カナダ国内でビザの切り替えをする場合、オンラインによる手続きと一度カナダ国外に出る必要がある場合があります。 カナダとアメリカの国境にあるカナダ入国審査事務所にて手続きをすることをフラッグポールと呼ばれます。これは国境に国旗の竿が立てらている(Flagpole)ことによります。このフラッグポールは2024年12月23日をもって廃止されました。 観光ビザから留学ビザ、Coop留学ビザからワーホリビザ、就労ビザから永住ビザなど様々なビザの切り替えに利用されていました。現在、例外を除き基本的にフラッグポールが出来なくなりました。 これまで国境でフラッグポールができるカナダ出入国事務所は以下のとおりでした。これからは出来ませんのご注意ください。 Quebec region Southern Ontario region Pacific region これからはビザの切り替えはカナダ国内で行われます。ワーホリ(ROワーホリやヤングプロフェッショナルの場合も含む)にビザを切り替える場合は滞在予定期間の医療保険に加入することが義務付けられています。保険証券の提示が求められるかどうかにかわらず、必要書類の一部です。 フラッグポールは廃止されましたのでお気をつけください。 弊社では空港あるいは国境での保険発行の手続きは何度も行っておりますのでご安心ください。営業時間外でもオンラインにてお申し込みが出来ます。ご質問、ご相談があればお気軽にご連絡ください。 ブリッジス・インターナショナル保険サービス

2024年カナダワーホリ保険攻略ガイド

カナダ・ワーキングホリデーの必要条件のひとつはワーホリ保険です。新しい環境では医療トラブルが発生することがよくあります。安心して留学・ワーホリをするには、正しい保険の選択が必要です。ワーホリ保険の基本から選び方までをシンプルに説明します。安全で楽しいワーキングホリデー生活を始めましょう。 カナダ・ワーホリ保険は必須です。ワーホリビザ発行と入国の条件 カナダのワーキングホリデーでは、緊急医療保険に加入することが政府により義務付けられています。また、以下の理由からもワーホリ保険に加入すべきでしょう。 医療費の補償 : カナダは州ごとに医療制度があります。入国してすぐに州保険に加入できるものでは無く、数か月の待機期間がある、カナダ国内でフルタイムで働いていることが条件とする州も存在します。また、州保険は処方薬を補償しません。緊急医療保険があれば、病院や医療機関での治療費が補償されるため、予期せぬ医療費の負担を軽減できます。 緊急帰国への対応 : 万が一大きなケガや病気が起こした場合、医師より緊急帰国の指示がある可能性があります。保険会社は必要だと判断された場合は航空券や宿泊費などを補償します。 カナダ政府からのビザ発行条件 : カナダ政府が定める条件を満たす必要があります。保険の加入がその一条件です。これによりワーホリ参加者全体の安全と健康が確保されることを目的としています。ワーホリで渡航するすべての人に、滞在期間全体を通して医療保険に加入するようカナダ政府公式ページにも記載されています。 Prepare for arrival – International Experience Canada 以下の3点がワーホリ保険に必須な補償内容です。 本国送還補償が含まれているワーホリ保険に加入していない場合、入国を拒否される可能性があります。弊社では過去何度も空港、国境からのお電話でワーホリ保険を手配した実績があります。 カナダ現地にはワーホリ保険の種類がそれぞれありますが、保険料が単に安い会社は補償内容の条件が悪く、代理店が作成している保険約款ですと保険請求時に不備があることが多く見受けられます。保険会社の倒産もあり得ますので注意が必要です。 保険加入前に確認しておきたいこと 州によって条件は異なりますが、カナダの就労ビザがある場合、州医療保険の保険料の支払いはありません。これは雇用者が保険料を税金として納めているためです。民間保険がカバーしきれない医療費を補償するのでより安心したワーホリ生活を送ることが可能です。 ワーホリビザ取得後にワーホリ保険を解約するのは違反? カナダ入国後はワーホリ保険を解約することができますか?という質問がよくあります。答えは「保険会社による」です。カナダ入国のためにワーホリ保険に加入し、その後に緊急医療保険を解約することは政府のワーホリ規定に反する行為になりますが、保険会社の規定はまちまちです。いくつかの保険会社は解約者についてIRCCに報告する権利が保険約款に記載されています。下記の会社はカナダ政府入国審査局に通報するかも知れません。 保険約款の一部抜粋です。最悪の場合、ビザの解約につながるかもしれません。 BestQuoteは保険をキャンセルした被保険者についてIRCCあるいはCBSAに報告できる権利があります。 BestQuote Travel Insurance Agency reserves the right to report toImmigration, Refugees & Citizenship Canada (IRCC) and/or the CanadaBorder Services Agency (CBSA) policies that are cancelled wheremaintaining adequate… Continue reading 2024年カナダワーホリ保険攻略ガイド

BC州・薬剤師ができる診察と処方

BC州政府は下記21種類の軽度の一般的な症状であれば薬剤師が対応します。(2024年7月現在) Minor Ailments 症状 Acne (mild) ニキビ(軽度) Allergies and hay fever アレルギーと花粉症 Canker sores (oral ulcers) 口内炎(口腔潰瘍) Cold sores 口唇ヘルペス Fungal infections 真菌感染症 Headaches 頭痛 Heartburn (acid reflux/ GERD) 胸焼け(胃酸逆流/胃食道逆流症) Hemorrhoids 痔 Hives and itching, including from bug bites (urticaria) 蕁麻疹とかゆみ(虫刺されなど)(蕁麻疹) Impetigo とびひ Menstrual pain 生理痛 Nicotine dependence ニコチン依存症 Pink eye (conjunctivitis) はやり目(結膜炎) Pinworms or… Continue reading BC州・薬剤師ができる診察と処方