コンドミニアム保険とコンドミニアム組合建物保険の免責額

今日は久しぶりにコンドミニアムオーナー保険の落とし穴についてお話したいと思います。 トロント、バンクーバーといった都市部に関わらず、オンタリオ州あるいはBC州の各地にコンドミニアム(日本でいうところのマンション、集合住宅)が建設されていますね。 高層コンドミニアムに限らず、BC州の場合3−4階立ての木造コンドミニアムも沢山ありますね。またタウンハウスと呼ばれる集合住宅もあります。 タウンハウスは日本で言うところの長屋ということになるのでしょうか。 こういった集合住宅の場合、建物全体、ミーティングルーム、駐車場、プールなどの共用部分はコンドミニアム管理組合(BC州の場合:ストラータ)の保険で補償されています。このコンドミニアム管理組合(ストラータ)の保険はコンドミニアムの各部屋の共用部分、つまりオリジナルの壁や床などが配管の突発的な破裂などで損害を被った場合、その修繕費を補償しています。 ところがここ数年前からこういた配管などからので水漏れ事故が多く、コンドミニアム管理組合保険に対する保険金請求が非常に多くなりました。そのためコンドミニアム管理組合保険の保険料が非常に高くなりました。管理組合はコンドミニアム管理組合保険の保険料を下げるため保険会社の免責額を以前の$2000-$5000 程度から$10,000, $25,000,$50,000 あるいは$100,000に上げるところが多くなりました。 そしてこの高くなったコンドミニアム管理組合保険の免責額を管理組合の条例(ストラータバイロー)を変更して、被害が発生したユニットのコンドミニアムオーナーが負担するようになりました。コンドミニアムオーナーの保険ではこの管理組合の保険の免責額を負担する金額が少ない場合、自分の持ち出し額がコンドミニアムオーナー保険の免責負担額より多くなる場合がありますので注意が必要です。 例として:1。自分のユニットの壁内の水道管が破裂:ユニットの壁(共用部分)、床(共用部分)階下のユニット部分に被害が発生。損害額は約$20,000.- 2。コンドミニアム管理組合保険の免責額は$10,000.- 現在加入のコンドミニアムオーナーの保険の免責額は$500. コンドミニアムオーナー保険がコンドミニアム管理組合保険の免責を補償する金額は$5,000.コンドミニアムオーナーが負担する金額は$5,500 (10,000-5,000+500) 3。もしコンドミニアムオーナー保険のコンドミニアム管理組合保険の免責を補償する金額が$10,000 以上の場合、コンドミニアムオーナーが負担する金額は$500 (10,000-10,000+500) つまり、コンドミニアム管理組合保険の免責額をしっかり自分のコンドミニアムオーナー保険で補償することが大事です。またコンドミニアム管理組合保険の免責額が異常に高い場合($50,000 以上の場合)、コンドミニアム管理組合が以前に大きな保険金請求をした可能性が高いことになりますので、コンドミニアムビルディングに何かが起きた可能性が高いことになります。 この辺のことは複雑なので弊社までお気軽にご相談ください。 ブリッジス・インターナショナル保険サービス