【お知らせ】カナダのワーキングホリデー、日本国籍者は最長2年間・2回まで利用可能に! これまで噂されていたカナダのワーキングホリデー(ワーホリ)期間延長について、2025年5月に正式に発表されました。これにより、日本国籍の方は、2025年4月1日以降、ワーホリ制度を生涯に2回、合計最長2年間まで利用できるようになります。 さらに、カナダ政府公認の「認定団体(RO:Recognized Organization)」を通して申請すれば、IECビザ(ワーホリビザを含む就労・就学ビザ)で合計最大4年間カナダに滞在することも可能です。 重要な変更点まとめ 2回目のワーホリ申請の条件 カナダ移民局(IRCC)によると、2回目のワーホリ申請には以下の条件が求められます。 2回目のワーホリにかかる費用の目安 年間定員と競争率 日本国籍者向けのワーホリ枠は、1回目と2回目を合わせて年間6,500名(2025年5月現在)です。カナダのワーホリは非常に人気が高く、例年夏から秋にかけて定員に達することが多いため、早めに準備を進めることをおすすめします。 他国のワーホリ事情との比較 カナダと韓国の間では、2023年にユース・モビリティ協定が締結され、韓国籍の方は最大2回、各回最長24ヶ月(合計4年間)のワーホリが可能です。一方、日本国籍のワーホリは今回「12ヶ月×2回」に変更されました。延長手続きが必要なことや、一度カナダ国外に出る必要がある場合もあるため、他国のように初回から2年間のビザが取得できる制度と比べると、やや制約があります。 各国籍のカナダワーホリ期間(2025年5月現在) 申請者の国籍 カナダ国内ワーホリ期間 日本 1年間×2回 (延長手続きが必要) 韓国 2年間×2回 (延長) イギリス 2年間+1年間 (延長) ニュージーランド 23か月間 フランス 2年間 オーストラリア 2年間 ※日本以外の多くの国では、初回から2年間の就労ビザ取得が可能です。 もし一度に2年間ビザが取得できるようになれば… 将来的には、日本国籍者も一度に2年間ビザが取得できるようになる可能性も指摘されています。もしそうなれば、以下のようなメリットが期待できます。 過去には、IRCCのシステム上の手違いで日本国籍者に2年間のワーホリビザが発給されたケースも報告されており、今後の協定見直しに期待が集まります。 ROワーホリで最大4年の滞在も可能 「認定団体(RO:Recognized Organization)」を通して申請するROワーホリは、IECビザの申請や滞在をサポートしてくれる政府公認のプログラムです。日本国籍の方は35歳まで利用可能で、ROワーホリを組み合わせることで、**ワーホリを含めて最大4年間までカナダに滞在できる可能性があります。**ただし、ROワーホリも定員が限られており、競争率が高い傾向にあります。 ビザ申請方法の変更:フラッグポール制度の廃止 2024年12月23日をもって、カナダ政府は「フラッグポール制度」(カナダ国内に滞在する外国人が就労・就学許可証を申請するために一度カナダ国外に出国し、国境で申請する方法)を廃止しました。今後、**すべての許可証申請はIRCCのオンラインシステムを通じて行う必要があります。**例外を除き、国境での申請は認められません。 ビザ切り替え時の国外渡航について ビザの種類によって、申請方法が異なります。 カナダ滞在中に国外旅行を検討される際は、現地の旅行会社と直接やりとりしながら、自分だけの旅行プランを作成できる「Oooh(ウー)」のようなサービスも活用できます。 ワーホリを最大限に活用しよう! ワーホリ期間中は、語学学校への通学、現地での就労、ボランティア活動など、様々な経験を積む絶好の機会です。これらの活動は、語学力向上や国際的な人脈構築に繋がり、ワーホリを有効活用できます。 また、カナダでの職歴は永住権(PR)取得に繋がる可能性があるため、ワーホリを利用するタイミングを戦略的に考えることも重要です。 ワーホリ中の緊急医療保険ならBIIS カナダ移民局の条件に適合したワーホリ・ROワーホリ用の緊急医療保険をお探しなら、BIISにご相談ください。ビザ発行時のトラブルを防ぐためにも、余裕をもって保険に加入しておくことをおすすめします。ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。 【ご注意ください】 本文書は情報提供のみを目的としており、ビザに関する具体的なサービスや個別のお問い合わせ対応は行っておりません。最新かつ正確な情報については、必ずカナダ移民局(IRCC)の公式ウェブサイトをご確認ください。制度内容は今後も更新される可能性があります。 ブリッジス・インターナショナル保険サービス