数年前よりお知らせしていますが、ワーキングホリデープログラム参加資格のひとつとして「カナダ滞在期間中に亘って健康保険に加入すること。(カナダ入国の際、その保険加入証明の提出を求められることがあります。)」があります。この条件が厳しくなっており、空港やカナダ国境での入国審査官から証明書を求めらる件数が増えています。
現在の条件はカナダ政府のウェブサイトによると:
Health insurance
The border services officer may ask you for proof of health insurance.
You may be refused entry if you do not have insurance.
Your insurance must cover:
- medical care
- hospitalization and
- repatriation (returning you to your country in the event of severe illness, injury or death)
When you arrive at the port of entry, you must have health insurance valid for your entire stay in Canada. Having a valid provincial health card is not enough. Repatriation is not covered by provincial health insurance.
If your insurance policy is valid for less than your expected stay, you will be issued a work permit that expires at the same time as your insurance.
If this happens, you will not be able to apply to change the conditions of your work permit at a later date.
カナダ西部の一部の州ではワーキング・ホリデーであっても州の健康保険に加入できる場合がありますが、明らかに州の保険ではワーキング・ホリデー保険の条件を満たさないので注意が必要です。
実際にカナダ入国したA君、上記の保険の条件があるとは知っていたが、ネット上の書き込みに保険の件は聞かれず、1年のビザがもらえたとあったので、自分も滞在より短い期間の保険で入国手続きに入った。
持ち合わせていたはクレジットカード付帯の3ヶ月間の保険証と、「現地にてクレジットカードを利用すると更に保険期間が延長される」 という様なことが記載された書面。しかしその書面には3ヶ月延長されるなどの事は書かれていないように思えた。
カナダ入国審査官に保険証を提示するように求められ、2通の書類を提示、しかし、2通目の書類は受理されず、1年未満の保険しか加入していないので9月28日までのビザを発行された。申し立てをするも「俺のしったこっちゃない」というようなニュアンスの回答で9月28日以降の保険に入ったのならばビザの裏に記載がある電話番号へ電話するようにと言われてその審査官はその場を去った。
帰りのチケットも無く、残高証明書も無かったが3ヶ月のビザが発行された。
弊社にて不足していた保険期間を加入し、電話ではうまく説明できないので、空港に戻ると良いという情報を得たので空港に向かった。空港に向かうもののここでは出来ない、電話するように言われ延長をしてもらえなかった。
電話をすると、オンラインでするように言われ、延長をしてもらえなかった。
オンラインではワーキングホリデーの項目が無くできなかったとのこと。
市内にあるビザオフィスへ向かうも延長は出来ず、更に3度空港に向かった。
合計4度目の空港訪問で、「本当にここに来るように言われたのか?」と尋ねられ、「はい」と答えると、オフィサーが奥に行き、丸1年間のビザを再発行してくれたが、「一度きりだから」と言われた。
入国審査官に保険証の提出を求めらる件数が増えてます。必ず保険に加入しましょう。